【社員インタビュー】現場事務(建設ディレクター):増山さんに仕事の内容ややりがいなどを伺いました

増山建設㈱の社員にインタビューを行いました。インタビューを通して増山建設㈱の仕事について、増山建設㈱の仕事のやりがいなどをご紹介していきます。

今回は増山建設㈱五島支店で現場事務(建設ディレクター職)として働く増山さんに話を伺いました。建設現場の現場事務所で事務職として活躍されています。仕事の内容や学生に向けてのメッセージなどを伺いました。

増山さん(2021年入社)五島支店工事部 現場事務(建設ディレクター職)

目次

会社の雰囲気について

社内の男性比率が9割と男性が多い職場なので、始めは打ち解けられるか不安でした。現場事務所や、支店の事務所で一緒に働いていると自然と会話が弾み、いつの間にか談笑するまでに。プライベートの話などを聞けると、その方の人柄が現れてより親しみやすく感じます。建設業というイメージや、女性が少ないことから、話しかけづらいと思ってしまっていましたが、皆さんとても優しい方ばかりです。私は異業種からの転職なので分からないことも多いですが、コミュニケーションが円滑にとれるので、質問などもしやすいと感じます。

現場に出れば、事故や怪我が起きないよう無事故無災害がモットーのため常に安全管理に気を使います。気を緩めると怪我のもとになりかねませんので、皆さん気を引き締めて真剣に作業を行います。談笑しているときの雰囲気と違い、ピリッとした緊張感が漂います。TPOにあわせてメリハリをつけて働く会社の雰囲気だと思います。

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普段どのようなお仕事をされていますか?

建設ディレクターの主な仕事は現場事務所にて書類作成、管理の補助です。現場担当者の業務は現場50%、書類50%といわれています。工事のスケジュール管理や品質管理、安全管理等日々たくさんの業務を抱える現場担当者の負担を少しでも減らせるように業務の補佐を行います。ほかにも現場担当者の業務の効率化、簡素化を図れるよう、PCスキルを活用して貢献しています。

工事現場で写真管理を行う様子

現場に就いているときは、朝礼から始まりKY記録や作業日報、機械点検表などのルーティンを終わらせ、安全管理書類の不足が無いかのチェックや、測量の補佐、写真管理、随時提出される請求書や書類のチェックなど行います。建設ディレクター以外の仕事では、広報や採用活動、ホームページ改修を行っています。

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増山建設㈱ならではの仕事のやりがいを教えてください

合同説明会での様子

今まで増山建設には建設ディレクターのポジションはなく、私が行っているような職務の方はいませんでした。新しいポジションの仕事になるので、自由度が高い点がやりがいに繋がります。書類管理などの仕事は今まで現場責任者が行っていたので、仕事そのものは変わりませんが、やり方や進め方などは、もっと良いやり方がないか、工数がかかりすぎではないか等、新しいやり方が良ければそれを採用できます。例えば、工程表をエクセルで作成していましたが、そこに関数やマクロを挿入することで、今まで入力していた箇所が最小限になり、とても簡単でスピーディーに作成できるようになりました。このように既存の仕事でも、工夫をすればよりよい効果が得られることがあります。他の方がもっとこうしたい、もっと良くしたいのだけどやり方がわからずできない、などと思っていることを具現化できるので、とてもやりがいに感じます。

また、広報や採用活動も積極的に力を入れているので、反響があった時にやりがいを感じます。採用活動で高校生を対象に会社説明会を行った際に、ただ説明するだけでなく、クイズを盛り込んで一緒に考えてもらうようにしています。恥ずかしがりながらも、一生懸命考えてくれる姿を見ると、とても嬉しく感じます。

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一番厳しかったこととそれを乗り越えた方法は?

最初に配属された現場では工期の途中から参加しました。工事もほぼ終盤で、検査に向けて書類を纏める手伝いをしたときが一番大変でした。建設業の基本もままならない状態だったので、よくわからない用語や書類がたくさんあり、何がわからないのかがわからない状態でした。どこから手を付けて良いかわからない状況でしたが、先輩に聞いたり、似たような過去の物件を参照したりと、ひとつひとつ調べながら聞きながら、分からないものを少しずつクリアにしていきました。このように大変な状況でしたが、どれが早く終わるか時間がかかるものか、急ぐものや後回しで良いものなど優先順位をつけ、効率よく取り掛かることができたので、業務時間内に終わらせることができました。最後にひとつの大きなファイルをまとめ上げたときは達成感でいっぱいでした。目の前に分からないことだらけでも、ひとつひとつ解決していけば必ず達成することができ、そしてその経験が身につくことを実感した出来事です。

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嬉しかったことや成功体験を教えてください

女性会議の様子

建設業は全国的に女性の就労率がとても低い業種です。五島市の建設業も同様で、私の働く五島支店でも入社当初は私以外の女性従業員は1名でした。今では私を含め女性社員が3名となり、女性同士で会話する機会も多くなりました。某映画で「いい村は女が元気だ」と言っていたように、会社で女性が安心・充実して働ける会社はいい会社だと思っています。そのためにも、女性社員が仕事に対して積極的に考えたり、何気ない相談や、意見交換し合えるような環境が必要だと、女性会議を始めました。仕事中に誰に相談したらよいか分からないことや、業務や会社のちょっとした改善点やなどについてあれやこれやと話し合っています。初回に比べて今ではみんなが色々な意見やアイディアを出していて、会議を重ねるにつれて少しずつ良い方向に進んでいると感じています。まずは私と同じ女性の方が安心してもっと楽しく働けるようになれば、現場の従業員や事務所内でもいい雰囲気が広がっていく。それを少しずつ実感できているのが私の成功体験です。この成功体験を繰り返しながら、会社全体を盛り上げていきたいと思っています。

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今後の目標や希望のキャリアについて

今後の目標は、みんなが楽しく働けるように『何でもやる!』ことです。現場監督の負担を減らすために書類を作ったり、現場の人員に余裕が持てるように採用活動を行ったり、時には現場のお昼時間に豚汁を作って皆で美味しく頂いたりします。建設業は何もないところに道を作り、建物を建てるなど、ゼロからイチを作り出します。やったことがない、分からないを言い訳に何もしないというのは選択肢にありません。誰もやったことがないことを、自分から試行錯誤しながら取り組んでいきたいと思います。できないのではなく、どうしたらできるかを考えて取り組んでいくことが大事だと思っています。今まで後回しになっていた仕事をどんどん進め、新しいことにチャレンジするマルチに働けるポジションを目指しています。

与えられた仕事をこなすのが「人材」であるとしたら、自分で仕事を創造することができる人を「人財」だと考えます。私も既存のマニュアルややり方を理解し、それを改善して更新していけるような「人財」になれるよう取り組みたいと思います。

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休日はどのように過ごしていますか?

休日はゴルフに行って体を動かしたり、愛犬と公園や海に行ったりして普段の仕事の疲れを外で思いっきり発散させます。特に愛犬が可愛くて、仕事から帰ったときにしっぽをブンブン振って嬉しそうに待ってくれている姿は私にとってとても癒しです。

また、月に一度花を生けることが私の楽しみのひとつです。元々花屋に勤めていたことや、母が花教室を行っていたこともあり、長く続けてきた生涯の趣味です。日常を忘れ無心になって花と向き合う時間は格別で、一輪一輪の花の魅力を感じながら、花束を束ねる時間はずっと続けていきたい趣味の時間ですね。月に一度花に癒されて、また明日から頑張ろう!という気持ちになります。遊びの時間や趣味の時間が充実しているので、仕事にも活力が沸きメリハリをつけて働くことができます。

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学生の皆さんにメッセージをお願いします

学生のみなさんこんにちは。就職活動は学生時代とは違う社会人になる第一歩、緊張感や不安、ワクワク、様々な気持ちがあると思います。私も就職活動をしていた時は、今後の人生を決める大きな分岐点と、とても重く感じてどのような会社がいいのか迷うことが多くありました。あなた自身が大切にしたいことは何なのか、今一度自分に問いかける時期だと思います。

増山建設五島支店は、約70年前に五島の奈留島で初めて工事を行いました。それから五島で、それまで誰もやってこなかった港湾工事を主に行い、だんだんと事業を拡大することができ、地元の方々にも認知して頂くようになりました。工事というものを改めて考えてみると、このまちを護るしごとだと思っています。地元の方々がこれまで暮らしてきたこの島を、いつまでも住みやすくできるように、壊れた場所を直したり、危ない場所を整えたりしています。それは五島に人が住む限り、これからも変わらず行われていきます。五島にずっと住みたい人と思う人、五島の皆さんのために何かできることはないか、そんな風に思える方を歓迎します。五島で暮らす、五島で働くことを決めた学生の皆さん、是非私たちと一緒に働いてみませんか。ともに五島の“これから”をつくっていきましょう。

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