【社員インタビュー】夢はクレーン船の船長!船舶甲板員として日本各地を駆け巡る

増山建設㈱の社員にインタビューを行いました。インタビューを通して増山建設㈱の仕事について、増山建設㈱の仕事のやりがいなどをご紹介していきます。

増山建設(株)本社で船舶甲板員として活躍する柳田さん。300トン吊押船式旋回起重機船の「第八日の出号」に乗船し、日本各地で船を使った様々な工事に従事しています。念願だった船舶甲板員の魅力と増山建設(株)で働く良さを伺いました。

柳田さん(2019年入社)本社工事部 船舶甲板員

目次

船舶甲板員は何をするの?仕事内容とは

柳田さんが船舶甲板員として乗り込む「第八日の出号」。増山建設(株)が保有する300トン吊押船式旋回起重機船で、さまざまな機能を搭載し日本各地での海上工事に活躍しています。最近では鹿児島県馬毛島において工事資機材の海上輸送を行っています。

船舶での仕事内容は多岐にわたります。資機材を運搬する際には、まずスパッドと錨を降ろして船を着岸させ、陸にある資機材に玉掛ワイヤーを掛けます。その後、クレーンオペレーターに合図を送りながら、資機材を船に載せます。すべての資機材を船に載せ終わったら、スパッドと錨を収納し、目的地へと航海します。そして、目的地では船のクレーンを使って運搬物を設置します。これらの作業は、乗組員全員で声を掛け合いながら行うチームプレーが重要です。

船を使った工事作業が無いときは、船に搭載している機械類の点検・整備、さび落としやペンキ塗りも大事な仕事です。船は常に海上に浮いているので、飛来塩分によるさび付きなどの劣化や腐食が発生します。点検や修理を行い、作業をする際に安全に操縦できるか、日ごろのメンテナンスが重要となります。

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増山建設(株)に入社したきっかけ

もともと建設業や港湾工事に興味があり、大きなクレーンや重機を自分で操縦してみたいと思っていました。増山建設株式会社は港湾工事が得意で、クレーン船を2隻所有しており、幼いころから船に憧れを持っていた私にとって、理想的な会社だったため入社を決意しました。

小学校からスポーツを続けており、最近でもランニングやサイクリングを楽しむほど体を動かすことが好きです。そのため、船に乗りながら体を動かして仕事ができる今の環境は、とてもやりがいを感じています。

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作業員から船舶甲板員へ。希望の職種へキャリアチェンジ

入社当初は船員の仕事ではなく、土木工事の作業員として従事していました。土木工事の現場では、先輩たちから作業の流れや安全面について一つひとつ丁寧に教えていただき、工事作業に不慣れな私にとって、先輩たちの指導はとても大きな助けとなり、工事の基本を学ぶことができました。

作業に慣れてきたころには、重機の操作方法も教わり、第十二日の出号(60トン吊押船式旋回起重機船)の甲板員として働くようになりました。

 

これまでの働きが認められ、ついに第八日の出号(300トン吊押船式旋回起重機船)の甲板員に。第十二日の出号では、長崎県内での自社施工現場が主な仕事でしたが、第八日の出号では日本全国を舞台に活躍することになります。

日本全国を数日かけて航海するため、生活の基盤が船上となり、乗組員との団体生活に慣れるまでは大変でした。長崎から東北へ、関東へ、南九州へ…と目的地へ向かう際も、船は昼夜を問わずノンストップで航海します。交代制で運航しているため、夜中の航海担当になったときは眠気との戦いでした。

休憩中もエンジンの騒音に慣れず、つらい思いをしましたが、音楽を聴いてリラックスできるようになりました。長い航海を終え、目的地に到着したときは、「やっと陸に上がれる!」という解放感でいっぱいです。

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夢は第八日の出号の船長!国家資格取得で夢への一歩

私の夢は第八日の出号の船長になることです。現在の船長がやっていることを全てできるようになりたいと思っています。その大きな第一歩として、今年、移動式クレーン運転士の国家資格合格しました!この資格は、吊上げ荷重5トン以上のクレーン運転作業に従事でき、第八日の出号に搭載している300トン吊のクレーンを操縦できるようになります。

300トン吊のクレーン操縦は、吊荷の重さや大きさがあるため、今までの操縦とは異なり、とても神経を使います。まずは事故が起こらないよう、細心の注意を払いながらクレーン運転にも慣れていきたいです。そして船長の仕事を学び、経験を積み重ねながら、第八日の出号の船長になる日々の仕事を頑張ります!

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やる気を応援してくれる仲間と環境が整っている会社です

現場に入れば厳しくて怖い先輩も、仕事が終われば一緒に釣りを楽しむ仲間になります。面白くて話しやすい雰囲気の会社です。私が船に乗って仕事をしたいと考えたときも、周りの仲間や会社が応援してくれました。クレーン船に乗れる機会なんてなかなかないですし、普通作業員から入って、今では第八日の出号の船員として従事できるまでになりました。コツコツと積み上げてきた努力を、しっかりと認めて評価してくれる環境です。なりたい姿がある、やりたいことがある、やる気のある方大歓迎!一緒に働く仲間をお待ちしています!

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