野子地区災害関連緊急治山工事で若手技術者表彰を受賞、表彰式に参加しました
昨年度竣工した、野子地区災害関連緊急治山工事で主任技術者を務めた、丸屋さんが優秀若手建設技術者表彰を受賞しました。受賞式の様子や工事の内容をご紹介します。
目次
野子地区災害関連緊急治山工事について
表彰式の様子
新聞掲載について
野子地区災害関連緊急治山工事について
令和元年7月19日から20日にかけての台風5号の接近に伴う集中豪雨で、渓流の土砂が民家や道路に流出する被害をもたらしました。土砂流出した渓流を調査したところ土砂体積や浸食状況などにより、不安定な状態であることが分かりました。本工事は、土砂の流出を防ぎ斜面の安定を図り、麓の集落を守るための谷止工の工事で、下流域に台風や豪雨による甚大な被害を抑制することを目的としています。主な構造物である本提の施工においては、コンクリート温度によるひび割れに対する照査の実施や、リフト割の変更などの工夫を行い、品質の良い構造物が完成したことで表彰に繋がりました。
表彰式の様子
式典では木山局長が「近年多発している豪雨災害時の応急対応や、早期の復旧工事などの協力に感謝。県民の安全・安心の確保には建設業の必要性が高まっている。」と述べられたうえで、人材不足の懸念を指摘し、官民一体の働き方改革を訴えられました。受賞者に対しても、更なる技術力の向上や次代を担う若手技術者の育成を期待されました。(長崎建設新聞10月13日発刊分より抜粋)
増山建設㈱も、木山局長の言葉の通り、人材の確保・育成に力を入れていきたいと改めて襟を正す思いとなりました。
新聞掲載について
最後に、今回の表彰式は長崎建設新聞と長崎新聞でも式典の様子が掲載されていましたのでご紹介します。