五島支店で高校生インターンシップ開催!測量や重機試運転など当日の様子をレポート!

増山建設㈱五島支店で、先日高校生のインターンシップを実施しました。3日間というスケジュールで建設業の仕事を体験して頂きました。インターンシップの様子をご紹介します。

目次

高校生インターンシップの概要
高校生インターンシップ1日目:説明・大浜漁港製作ヤード体験
高校生インターンシップ2日目:荒川漁港視察・重機試運転体験
高校生インターンシップ3日目:測量体験・ドローン試運転
増山建設㈱インターンシップ受け入れについて

高校生インターンシップの概要

今回五島の高校生が興味のある企業に訪問し、3日間の職業体験を行うインターンシップが行われました。増山建設㈱五島支店には、建設業に興味のある生徒が2名来てくれました!

3日間のスケジュールの中で高校生が自分で考えて取り組むことで、建設業の仕事が楽しいと思ってもらえるように稼働中の現場視察や工具、重機を使った実習を行いました。短い間でしたが、参加してくれた高校生は試行錯誤しながら取り組み達成した経験を通して、初日よりも一回りも二回りも大きく成長して見えました。

それでは、インターンシップ3日間の様子を詳しくご紹介します!

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高校生インターンシップ1日目:説明・大浜漁港製作ヤード体験

インターンシップ初日、自己紹介などを終えてまずは座学を通して建設業について勉強してもらいました。

建設業はどんな仕事をしているのか、写真を見ながら解説します。座学を終えたら、現場へ出発!初日の現場見学で向かったのは、大浜漁港突堤築造工事のワーロックを製作する富江のヤードです。

 

現場監督から大浜漁港突堤築造工事の概要を説明してもらいました。大浜漁港に消波ブロックという、海中に据え付けたブロックで波を消し、船の往来が安全に通航できるようにする堤防を築くことが工事の全貌です。今回行っている工事は、工事の礎となる消波ブロックを製作する作業を担っています。

 

現場に出て作業の様子を見学します。ワーロックと呼ばれる消波ブロックは約5m×1.4mの大きさです。鉄製の型枠に生コンクリートを流し込み、ブロックを作っていきます。バックホウという重機で生コンを流し込んでいる作業です。奥には出来上がったワーロックが沢山並んでいます。

 

ワーロック製作現場を見学した後は、実際に自分たちで構造物をつくる作業を行いました。型枠を作り、モルタルという種類のコンクリートを打設し、写真中央にあるような植木鉢を作ります。見学した消波ブロックの製作と同じ手順を体験してもらいます。まずは型枠の寸法を測り、組み立てる位置を出しています。

 

電動ドリルを使って型枠を組み立てていきます。どこを固定すれば頑丈な型枠になるのかを考え、ビス同士が干渉しないよう位置を決めます。始めは真っすぐにビスを打ち込むことが難しいようでしたが、何度も練習することで綺麗に打込めました。

 

型枠が完成したら、今度はモルタルを練ります。モルタルの原料に水を混ぜ、しっかりと練り合わせるとモルタルが完成します。

 

練ったモルタルを型枠に流し込んでく作業です。型枠の隅までモルタルが入るように、細い棒などで刺しながら一緒に空気も抜いていきます。型枠に入れたモルタルと水が科学反応を起こし、ゆっくりと固まっていきます。モルタルを綺麗に流し込んで、この日の作業は終了です。インターンシップ最終日には完成するのでそれまでのお楽しみです。

生徒たちが帰ったあと、現場監督がモルタルを綺麗に撫で、養生を行うなど管理を徹底してくれていました。出来上がりが楽しみですね。

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高校生インターンシップ2日目:荒川漁港視察・重機試運転体験

1日目から既に楽しい!と言ってくれていた高校生の2人。昨日の作業を振り返り、事務所でKYミーティング記録の作成を行いました。作業の中でどんなことが危険なのか、その危険を回避するためにどのような対策を行うのか、実際の工事現場で毎日行っているKYミーティングを勉強し、2日目も屋外へ。

まず向かったのは、倉庫です。ここにはたくさんの工事資材が格納され、大きな鉄筋など人力では動かせないようなものもあるため、倉庫の天井にはクレーンが付いています。このクレーンの操作を体験します。

 

片方が手を挙げ、もう片方がクレーンを操作し、挙げた手の場所までクレーンを移動させる練習です。二人とも難なくクリアしこの日も好発進。クレーンの試運転を体験した後に、荒川漁港の現場へ向かいます。

 

荒川漁港水産生産基盤整備工事を行っている荒川漁港の現場に到着。堤防の上を渡り、陸を指さしています。この指の先には、マグロ養殖企業の大きな養殖場があります。ここの岸壁を整備することで海から直接マグロの幼魚を運んだりと、より快適にマグロ養殖が行えるようになります。

 

1日目の大浜の工事で作っていたような消波ブロックが積み上がり、堤防ができています。ひとつひとつのブロックが何段も積み上がり、沖の方まで伸びているのを見ると、とても圧巻ですね。工事の規模の大きさを肌で感じたようです。

 

荒川漁港の現場から近くの製作ヤードに場所を変え、重機の試運転を行いました。この重機は大規模な工事を行うときには欠かせません。バックホウのアームやアクセル、ブレーキなど沢山のレバーが付いているので、細かく教えてもらいながら重機を操縦します。このような重機を使って工事を行っていることを体験した高校生。重機はとても便利な反面、常に危険と隣り合わせです。座学で重機の危険についてしっかりと勉強したので、安全に配慮しながら試運転することができました。

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高校生インターンシップ3日目:測量体験・ドローン試運転

最終日の3日目、午前中は従業員へのインタビューと、午後に行う測量についての座学、1日目に大浜の現場で製作した植木鉢の脱枠です。

増山建設㈱五島支店の総務部で積算などの業務を行う従業員に仕事についてのインタビューを行いました。将来に役立てて頂けると嬉しいです。

 

そして大浜の現場で作った制作物の脱枠です。どんな風に出来上がっているかドキドキしながら型枠を外していきます。大浜の現場監督がしっかりと養生管理してくれていたおかげもあって、とても綺麗なモルタル植木鉢が出来上がっていました!

 

午後には三井楽の倉庫に移動して、測量とドローンの試運転を行いました。測量では距離を測って、正四角形を作る作業を行いました。初めての測量でとても難しい課題でしたが、沢山頭を使ってなんとかクリア!

 

測量で地面に作った正四角形を、ドローンを使って空撮します。重機と比べ、小型なので操縦はすぐに習得していました。

 

ドローンで普段見えない角度からの撮影に高校生も楽しんでいました。自由自在に飛ばして、お互いを撮りあったりとたくさんの笑顔が収められていて、楽しんでいる様子を伺うことができました。

 

最後は記念に上空から撮影!測量で作った正四角形も綺麗に出来上がっているようですね!

 

綺麗に出来上がった植木鉢をもって記念撮影。3日間と短い間でしたが、建設業の仕事を体験した二人。始めは緊張して硬かった表情も、終わりには満面の笑みになっていました。途中で様子を見に来た先生方も、普段の学校での様子とは違う生きいきした姿を見て驚いていたようです。今回体験したことを通して、高校卒業後の将来に役立てて頂けると嬉しいです!私たちは今後も二人の成長を応援しています!

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増山建設㈱インターンシップ受け入れについて

増山建設㈱では、求職者や就活生の方々のインターンシップや職場見学を随時受け付けています!建設業で働いてみたい方、どんな風な仕事をしているのか見てみたい方、ぜひ職場見学してみませんか?皆様のお問い合わせをお待ちしています!

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