五島市荒川漁港にて地域貢献イベント、シロギス稚魚放流を行いました
こんにちは、増山建設五島支店です。
先月の2月19日、五島市の荒川漁港にて稚魚の放流を行いました。
荒川という地区は、五島市の玉之浦町に位置する最も歴史のある温泉郷で、古くから湯治客で賑わっています。また漁港もあり、釣り人達からも人気のスポットです。
増山建設五島支店では昨年3月から今年の3月末までの間、荒川地区の港湾工事を行っておりました。工期終了を迎えるにあたり、地域住民の皆様に、工事の間温かく見守ってくださったことへの感謝の意を込めて、稚魚放流のイベントを開催させていただく運びとなりました。
稚魚放流に使った魚はツナドリーム五島様にご協力頂いた、シロギスです。ツナドリーム五島様は以前弊社で養殖場の施設を竣工させていただいたりと、とてもお世話になっています。この稚魚放流のイベントのご協力をお願いした時も快く承諾くださり、とても感謝しています。
今回放流したシロギスは去年の8月に取った卵で、ツナドリーム五島の孵化場で育てられました。体長約10センチ程度の元気なシロギスはその数計4000匹。荒川漁港にて約1500匹と、中須地区にて2500匹を放流しました。
今回のイベントで事前に荒川郷にお住まいの地域住民の皆様にもご招待していましたので、当日は地域住民の皆様とともに放流を行うことができました。
開会式では弊社、荒川漁港4工区現場責任者を務める弊社松本と、常務取締役が挨拶をさせていただきました。
また、ツナドリーム五島の宮武弘文様より稚魚の説明とご挨拶を賜りました。そして荒川地区代表の荒川郷長上村孝幸様よりご挨拶と、弊社に感謝状を頂戴いたしました。感謝状は、この稚魚放流のイベントだけでなく、台風や大雨などの災害後に流れ着いた流木などの撤去作業を行い、環境保全に尽力したことを表彰していただきました。
放流を行った荒川漁港は岸壁から海面まで離れていて、海へ投げ入れることが危険なため放流シュートを設置させていただきました。約1500匹の稚魚たちは、集まった人たちの手で元気に五島の海へと泳いでいきます。
本来であれば、地域の子どもたちも交えて行うことを考えておりましたが、コロナの感染拡大防止のため、縮小しての開催となりました。
また他にも機会がありましたら、このような地域貢献イベントを積極的に企画していきますので、ご興味のある方、お時間の合う方はどうぞご参加いただけますと幸いです。
今回行った稚魚放流イベントの取り組みは、NBC様、長崎県建設新聞様に取材して頂きました。
取材の内容は以下です。
NBC様 情報番組Pint内にて2/26放送
長崎県建設新聞様 3/2発刊分に掲載
今回のイベントを取材して頂きまして、ありがとうございました。